2022年5月27日(金) 08:32 JST
WBT-201というGPSロガーを買いました。
というわけで、GPSログからデジカメ写真に位置情報を埋め込むべくツールを探していたら、MicrosoftのWWMX Location Stamperというのを発見。
他に見当たらなかったので、とりあえずこれを使ってみる。
まずはGPS付属のソフトでログをPC転送し、GPXフォーマットへ変換。
WWMX Location StamperでGPXファイルを読み込んでみる。
あれ??軌跡がずれてるぞ...
とりあえず写真を放り込んでみると、たしかに写真を撮った軌跡位置にピンクの●がついた。GPSログから写真に位置情報を入れることは確かにできそうだ。軌跡の位置がずれているのは気になるにせよ。
位置情報を埋め込んだ写真ファイルをExifReaderというソフトで
表示してみると、おぉ、ちゃんとExifのGPSタグが増えているではないですか。早速、ExifReaderからMapionを呼び出してみる。
ず、ずれてる。。。。。
でもこれって日本測地系と世界測地系のずれのような気が。
ためしにExifReaderで表示している緯度経度を世界測地→日本測地の変換計算してその位置をMapionで表示してみるとまさに写真を撮った場所。やはり。
とすると、ExifReaderは世界測地系を日本測地系に変換してMapionを呼び出してくれないのか。いやそんな手抜かりはないだろうに。よくよく見るとExifの情報の中に測地系のタグが見当たらない。測地系に関するタグがないなんてことはないだろうに。
そ こで今度はF6 Exifというソフトを使って測地系の情報を写真ファイルに埋め込んでみる。そうしたうえでもう一度ExifReaderで表示してみるとちゃんと測地系 のタグ表示が増えたばかりか、TOKYO換算の座標まで表示してくれている。もちろんMapion呼び出しもちゃんと座標変換してくれている。
ってことは、、、、
WWMX Location Stamperが座標系の処理を一切してないのか??
このソフト、どこにも設定をするところが見当たらないんですよね。なんで座標系がおかしいのだろう。
たとえこのソフトでの座標系表示がおかしいとしても、たったひとつ、Exifに座標系をWGS84と書き出してくれるだけで、あとのデータはまともに使えることになるというのに。
めずらしくMicrosoftがフリーでいいものを公開していると思ったのになぁ。
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